先日、九段下のホテルグランドパレスにて
「関西調理師伸友会 創立35周年」と
伸友会の第二代目会長
新宿にある「割烹 中嶋」の料理長
「中島貞治氏の東京マイスター(江戸の名工)受賞」
の祝賀パーティーがありました
この関西調理師会の代表でもある鈴木洋成さんからの
お声掛けにより、今回は素晴らしい会に参加する事が出来ました
参加者300名
日本の調理師界の重鎮で、名高い方々が大勢いらっしゃいましたよ
パーティーは2部構成で、1部は式典・2部は懇親会
1部の式典は、とても珍しい「庖丁儀式」という儀式から始まりました
数々の流派があるそうですが、今回は「生間流 米良隆一門」だそうです
一子相伝、流派内の一部の人で受け継がれる秘伝・秘事だそうですよ
食材には手を触れずに、右手に包丁、左手には箸を持ち
食材を祝の形や法の型に切り分けて並べる儀式の事だそうです
珍しい儀式だったので、少し紹介します
まずは、介添え人登場
まな板の上に包丁や鯛を乗せて
菊の花を鯛に載せて準備完了
包丁人が登場して、着物の袖をたすきがけし
包丁と箸を持ち、しばし舞いでも踊るような所作から
始まりました
鯛を裁きながら、向きを変えては舞い
が続きます
鯛が3枚に下ろされると
身を広げ、並べていきます
とても素晴らしい儀式でした
出来上がりは、こんな感じです
今回の「江戸の名工」受賞の
新宿 中嶋の料理長・中島貞治さん
関係者や来賓の皆様の記念撮影の様子です。
服部先生もいらっしゃいました
ホントに今回は、鈴木洋成先生に大変感謝しております!
素晴らしいパーティーに、お声を掛けていただいたことは
とても光栄な事です
祝賀会全体を通して、皆さんに対しての面倒見の良さや
後輩やお客様に対してのお気使いの様子を見て
本当に大勢の方々に慕われているのだなぁと思いました
とてもいい経験をさせていただけた事に
感謝感謝の一日でした
Up Date:2010年09月26日(日)
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